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トピックとお知らせ

JICA草の根技術協力事業 終了時評価会議

2005年から2008年12月までの3年間にわたり、JICA国際協力機構より支援を受け、ヴィエンチャン県 チャンパサック県 セコン県 ボーケオ県の4県で実施してきた「ラオスにおける読書推進運動の自立的運営のための拠点構築事業」が終了するにあたり、評価のための会議が7月28日から30日まで、ヴィエンチャンで開催されました。  この事業は、私たちが過去20年以上にわたり継続している読書推進活動を、現地の人々が担うものとなるように、担い手の人材育成を目指したものです。

   
各県の3年間の成果発表では、先生が積極的であるほど子どもたちの読書への関心が高まる、教員が本を教材として利用するようになってきた、村人も本を読むようになっているなどの一方、図書担当の先生が異動することで活動が低下する例や、日常的な忙しさが活動に影響をしているなどの報告もありました。  ヴィエンチャン県には、小学校に対して、裏表書き込まれた貸し出しカード3枚で、1冊の新しい本を補充する「読書推進センター」が発足し、見学会がおこなわれました。
活動が熱心であるということで視察した小学校の先生は、「どうして熱心なの?」という質問に、小学校の1年で読んだ本がとても気に入り、本好きになったとのこと。その先生が小学校に入学したのは、読書推進活動がラオスで始まった1991年。その時本が配付された小学校に通っていたということで、継続が力となることを思い知らされました。

   



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